行列プログラマー オンライン読書会#2

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行列プログラマー ―Pythonプログラムで学ぶ線形代数

行列プログラマー ―Pythonプログラムで学ぶ線形代数

  • 作者: Philip N. Klein,松田晃一,弓林司,脇本佑紀,中田洋,齋藤大吾
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回の進捗

「0.3.7 逆関数」から「0.4.5 完全秘匿で可逆な関数」まで読み進みました。

内容について

『関数の合成は『数学入門』で解説されてる一対一対応の話と関連するな』と適当に理解していたけれど、あとで検索したらYahoo!知恵袋で同じ勘違いをしている人がいたので、要注意でした(「関数って、xとyの値が一対一対応なにることと考えていいんで… - Yahoo!知恵袋」)。おそらく、シーザー暗号が例として頻出したので、その範囲だけで考えてしまったのかな、という気がします。

「0.4 確率」のあたりからPythonのコードで確率分布を列挙する例が出てきて、「確率分布はこういうもの」というひとつの見方が頭にできた感覚がありました。

そのほか

関数 fの逆関数を f^{-1}と記述することから、「あ、逆数と対応づいてるな」と気づいて、ちょっと感心しました。あらかじめ、こういう記法の対応表みたいなのを探すか用意するかしておくと、混乱せずに済みそうでした。読み方は、「えふ、いんばーす(inverse)」。

 \hat{x}は「わい、はっと」と読む。意味はちゃんとわかってない。

 g \circ fは「じー、まる、えふ」と読む。Wikipediaの「写像の合成」には、次のような読み方も記載されていた。

これらに「読み」を与えるならば、「f と g との合成」「f に g を合成」「f に引き続いて g を施す」「f と g との積」、「g の前に f を施す」「g を f の後で施す」「g の f(の x)」「g まる f」などとなる。