関西オープンフォーラム2016 (2日目)

ロボットプロレスを楽しむべく、2日目の関西オープンフォーラム2016(KOF 2016)に行ってきました。

「ITCreate部とは?」

大阪情報コンピュータ専門学校のITCreate部のお二人が、活動内容を解説してくれました。

学校内にはシステム開発の科だけではないので、デザイン科の人がプログラムを組む人が何をしているか興味を持って合宿に参加するといったこともあり、風通しのいい部のようです。

基本情報技術者試験の資格が取れないと退部、といった厳しい面もあるのですが、「配列と構造体の違い」といった基本的なところからスライドを作成して、新入生に解説する機会を設けるなど、手厚いサポートを行っていて好感が持てました。

新しく作られた公式サイトも、スマホ対応がバッチリで、いい仕事をしてくれそうです。アルバイトやインターン先を募集しているということなので、なにか良い機会(と権限…)があれば、お話を持っていきたいと思いました。

「ロボットとオープンソース」

シェル芸で有名な上田先生がご自身の活動の内容とROSのことを解説してくれました。

お手伝いされた林原研究室が挑戦しているつくばチャレンジの紹介が興味深く、ご自身が和訳された確率ロボティクスで解説されている内容を元にして作ったアルゴリズムが組み込まれているそうです。


実機可視化2

この動画だと少しわかりにくいのですが、「自分が地図上のどこにいる可能性があるか」といったことをロボットの周囲に可視化(rvizを使用)されていて、開けた場所だと、(障害物が少ないから?)その範囲が広がってしまうようです。そういったことから、確率を理解していることがすごく重要になってくるそうです。

ROSは名前だけ聞いたことが何度もあって、「組み込み系のOS、色々あるしなぁ」とあまり食指がうごかなかったのですが、実際にはOSではなく、ミドルウェアやフレームワークのようなものだそうです。また、Pythonをサポートしていると聞いて、俄然、Raspberry Piで試してみようという気持ちになりました。

ROSのキラーコンテンツとしては次のようなものがあるそうなので、色々試してみたいです。

  • ナビゲーションメタパッケージ
    • 地図生成
    • 位置推定
    • 経路作成
  • moveit!(腕の動作計画)

日々、学生の教育にも苦心しているとのことで、学生が「自分には関係ない」と思ってしまうことについて、色々工夫しながら進めているそうです。

東海道らぐ・鹿肥ゆる秋の大阪湾ライトニングトーク大会 in KOF

もりやさんの電話代無料の上で、0円データ通信を行う試みが興味深かったです。「みなし音声通信」や「音響カプラ」など、古の用語で盛り上がっていました。

ロボットプロレス

1年ほど前に、同じ団体の方のロボットを拝見したことがあったのですが、一段と動きが良くなっていました。 まだまだ、ぎこちないところもあるのですが、この延長線上にアニメや漫画の世界があると思うとドキドキします。

ガッテンダー、安定感ある #KOF2016

ギャラピーの猛毒攻撃! #kof2016

ミミック感ある非選手 #kof2016

正統派ロボバトル #kof2016